令和元年10月14日
各 位
一般社団法人 文化倶楽部
専務理事・企画チーム 芥川立夫
事務局長 太刀川龍夫
「第一回 古典に学ぶ~雅楽の楽器に親しんでみよう」
ワークショップのご案内
爽秋の候、皆様にはお元気でお過ごしのことと存じます。
今年度からの新事業として文化倶楽部代表運営幹事の西村祐子氏による「古典に学ぶ」ワークショップをシリーズで開催することといたしました。西村氏は伝統芸能に造詣が深く、狂言の野村萬斎氏をはじめ多くの日本古典芸能の大家との知見があり、以前は狂言の稽古場や、代々木能舞台でのプログラムを行なっていただきました。
古典シリーズ第1回は、1200年以上の歴史を持ち、世界最古のオーケストラといわれている「雅楽」からはじめたいと思います。普段、結婚式や神社でしか耳にしない雅楽がどのような楽器で奏でられているのか、雅楽演奏家の〆野護元氏と東田はる菜氏をお招きして、その歴史と音色で知見を深めていきたいと思います。
皆さまのための笙や龍笛もご用意していますので、両氏よりご指導を受けつつ御自身で奏でる悠久の調べを体験なさってみてください。
お申し込みは下記の通りです。皆様のご参加をお待ちしております。
記
1. 日 時 令和元年11月30日(土) 13時30分~15時00分頃 集合時間 13時15分
2. 会 場 文京区立 アカデミー音羽 学習室B (裏面地図ご参照)
〒112‐0013 東京都文京区大塚5丁目40-15 電話 03-5976-1291 3.講 師 雅楽演奏家 〆野護元氏、東田はる菜氏
東儀秀樹氏とご一緒に演奏されておられる方です。(講師紹介をご参照ください)
4.プログラム ・雅楽レクチャー
・雅楽の歴史をひも解く
・舞楽・雅楽について(映像DVDを交えて)
・雅楽演奏(横笛・笙)
・雅楽楽器体験
・楽器の説明
・楽器体験
5.定 員 30名
6.参加費 3,500円 振込先 三菱UFJ銀行 神楽坂支店 普通預金 0633767
一般社団法人文化倶楽部 (イッパンシャダンホウジン ブンカクラベ)
(振込先が変更になりましたのでご注意ください)
7.申込み 下記の参加申し込みフォームでお申し込み下さい。
8.締め切り 令和元年11月8日(金)
⇒ 定員に達しましたので申込みを締め切りました。
9.懇親会 終了後、その場で茶話会をひらき、今後についてお話したいと思います。
10.問合わせ 電話 080-1049-1031 (芥川) 、090-5200-4050(太刀川)
メール supoport@bunka-kurabe.com
雅楽演奏家 〆野 護元(しめの もりゆき) 氏
大分県出身。幼少期に雅楽に興味を持ち11歳より龍笛を始める。横笛演奏を芝祐靖氏に師事。
東京藝術大学音楽学部邦楽科雅楽専攻にて横笛、左舞、古代歌謡、琵琶、鼓類などを修め卒業。
最近では、「フジロック フェスティバル 2018」出演、NHKEテレ「にっぽんの芸能 」に出演し雅楽の
横笛を紹介、東儀秀樹氏のコンサートに龍笛奏者として出演、伶楽舎メンバーとして国内外の公演に
出演するなど活動は多岐にわたる。
これまでに安宅賞、アカンサス音楽賞、同声会新人賞の各賞を受賞。雅楽団体「伶楽舎」所属。
雅楽演奏家 東田 はる奈 (ひがしだ はるな) 氏
東京藝術大学邦楽科雅楽専攻卒業。
在籍時藝大生による木曜コンサートにて独奏を披露。
浅草公会堂での「邦楽爛漫」、他多数の演奏会に出演。
今年4月にはNHK教育テレビ「にほんごであそぼ」のレコーディングやOboe奏者の志村樺奈との
デュオ「Oriental-Occident」では東洋と西洋の新たな出会いを模索し、コンサートやイベント等の
依頼演奏、小学校をはじめとした教育の場におけるアウトリーチ等、幅広い分野で活動している。
2018年1stアルバム「Ocean」をリリース
****************************************************
会場へのアクセス
文京区立 アカデミー音羽 学習室B
https://www.b-academy.jp/rental/ac-otowa/
〒112-0012 東京都文京区大塚5-40-15
[地下鉄]有楽町線 護国寺駅(出口3・4)より徒歩4分
※最寄出口1は工事中のため2019年12月(予定)まで閉鎖中
[バス] 都営バス都02乙系統 池袋駅東口より10分 「護国寺前」より徒歩1分
***********************************************************
なお、今回のワークショップのプロデュースをされた西村祐子さんから紹介いただきました「よみうり大手町狂言座(野村万作、野
村萬斎出演)を紹介いたします。詳細は下記URLからご覧ください。
http://yomi.otemachi-hall.com/event/event_22782.html
**********************************************************
アレンジ後記
今回アレンジできてうれしいこと妄想したいことは
1、東儀秀樹氏のコンサートに龍笛奏者として出演しておられる〆野護元氏より直接指導していただける機会を得たことです。
2、次にテレビで持統天皇の和歌が雅楽により伴奏されながら朗詠されたときは感動を想起できることです。
3、単音の笛と共鳴体のない琴ぐらいしかなかった原日本人が雅楽の楽器の音に出会ったことを感じたい。
4、最後に 和歌は一種の歌垣であると川村さんがおっしゃっていたことです。 歌垣はご存知のように男女がお互いに詩をつくり節にのせて気持ちを伝えあったことである。
日本人はミトコンドリアDNAの解析によれば中国系、ポリネシア系、韓国系及びアイヌ系が25%とのことです。 一方歌垣は奄美から関東までの日本人、揚子江南部の中国系(江南人?)、インドネシアの一部のポリネシア系は歌垣の習慣を 持っています。
習慣のない韓国系及びアイヌ系の方が日本で一体化してこれらを受け入れた。 大きな争いもなしに日本が一体になっていったこと。 そのために雅楽の魅力が利いていたかもしれないなどと妄想しております。
以上